韓国のハラナガハナアブ族の論文
下記の論文が出版されている.
Chalcosyrphus frontalis (Shiraki & Edashige, 1953)が,南米に分布するfrontalis (Curran, 1941)のhomonymということで,laterimaculatusという新名が与えられた.
2016年に日本産本属をまとめたが,気が付かなかった.
Curranの原記載も持っていたが,Planes frontalisという聞いたことが無い属で記載されていた.
Chalcosyrpus属は9種類と意外と少なく,日本と共通な種類も半数程度であった(日本は18種類).
Jeong, S.-H., Jung, J.-M., Han, H.-Y. 2017. A taxonomic review of Brachypalpus Macquart and Chalcosyrphus Curran (Insecta: Diptera: Syrphidae) in Korea. Journal of Asia-Pacific Entomology 20:1043–1061.
♂交尾器は全て写真である.
このくらい綺麗に解剖できれば写真でも良いかもしれない.
USNMのChalcosyrphus longs のHolotypeの写真が出ている.
この論文のように,韓国や中国の人の名前にハイフンが入ることが多い.
ネットで調べると,英語表記での発音の区切りのようだ.
日本でも,"純一"を"Junichi"と書くと"ジュニチ"と読まれてしまうので,"Jun-ichi"と区切るようなものなのだろう.
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