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2007年10月 4日 (木)

メバエ科 その2

仕事の合間に,メバエ科の文献を幾つか読んでみた.

実は,先日調べたThecophora属という小型のメバエが,Zimina(2000,1999)等の検索と,Stuke(2006)の検索で全く別のグループなってしまって悩んでいた.

Stuke(2006)は,検索表だけ英文で書かれていたが,本文がドイツ語のため,全く読めない.何とか,辞書を頼りに調べてみたが,やはり想像通りタイプ標本が問題となっているようだ.

Thecophora属各種のタイプ標本は,1800年前後に記載された標本であるので,破損したり失われていたので,著者が色々と調べたところ,従来とは逆の説となったようだ.(ドイツ語のため自信が無い・・・・・)
しかしながら,Noetype等の指定は書かれておらず,今後この説が受け入れられるかどうか,疑問が残る.

分類では,このようなことがたまにあるので,ローカルな種名リスト等でも,参考にした文献を全て書いておくことは重要である.さらに,後々問題になりそうな点については,簡単に書いておくべきである.

今まで,20位の旧北区のメバエ科の文献に目を通したが,今のところ直接松村のタイプ標本を調べたのはPhysocephala jezoensisやArchiconops nigricans(Conops nigricans)だけのようである.

Ouchiも日本産の多数のメバエを記載しているが,このタイプ標本についても殆ど検討されていないようだ.


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