« 標本乾燥 | トップページ | 黄色粘着トラップ-メンテナンス- »

2007年5月30日 (水)

黄色粘着トラップ-初夏の陣-

茨城県山間部のブナ・ミズナラ林で5月末に黄色粘着トラップを使用してみました。

周辺には、タンポポが少し咲いている程度で、花枯れの状態です。

Yellowtrapmay_1

日が当たっている倒木の上に置いてみた他、周辺の林道脇に設置しました。

トラップを広げた途端に、ハエやハナアブが飛来することもあります。

Yellowtrapmay2

やはり、訪花習性のあるハナアブが飛来することが多いようですが、訪花例を聞いたことが無いハナアブも結構捕獲されました。

Yellowtrapmay3

1時間程度の成果です。

トラップと平行して周辺を探しましたが、人間の目にはヒラタアブ類がタンポポを訪れているだけで、トラップに飛来したナガハナアブ系のハナアブは全く確認出来ませんでした。

かなり捕獲効率が高いように見えますが、当たり外れが非常に高いです(^_^;)

花が無い場所で能力を発揮するかと思いましたが、採れない時は全く採れません。

ハナアブが多数飛来している花の下に置いておくと、花では確認出来なかった種類が飛来していたりと、不思議なトラップです。

Yellowtrapmay4

ここ数年、山頂付近のカエデが全く花をつけないので、再記録出来ないでいたハナアブなどが採れました。また、怪しいハナアブも採れています(^_^;)

 

きれいな標本にするためには、数分おきにトラップを見回らなくてはならないのが、欠点です。


« 標本乾燥 | トップページ | 黄色粘着トラップ-メンテナンス- »

コメント

すごい成果ですね。今日僕も同じように初めて使いましたが、ガガンボとハエばっかりであまりいいものは採れませんでした。できればこのとき採れたハナアブ類の写真うp希望します☆

見た感じナルミ、ニトベナガ?、キアシハラナガなどがごちゃごちゃした中に入っているように見えるのですが・・・

投稿: ゆーちゃん | 2007年6月 2日 (土) 22時56分

ゆーちゃん様。

昨日から、採集旅行中です。

こちら北海道でも、千歳空港の近くの湿地で使用してみました。キカオアシブトやマガリモンハナアブ?等結構採れました。(キカオアシブトは目視では2頭しか採れませんでしたが、トラップに8頭ぐらい捕まっていました。)

今までの感じでは、このような条件で効率良く採れるようです。
・11時~13時前後
・晴天
・トラップに日光が当たること。
・風は吹いていても良いが、トラップは風裏(風が弱い木の影など)に設置。

色々試行錯誤してみるしかないようです。

投稿: 茨城@市毛 | 2007年6月 3日 (日) 06時08分

北海道ですか。いいですねぇ~ 修学旅行で行った人たちはみんな ほっかいどーはでっかいどー って言ってるんできっといろんな虫いてるんでしょうね笑

明日は授業が2時間なので近場の奈良公園に行って仕掛けてこようと思います
ところで、トラップについた虫を生きたままきれいに剥がすのは何を使えばいいのでしょうか??

この前も首がもげたり足がとれたり地獄絵図のような状態の標本がかなり出来たのですが…

あ、それと、日光の来ない場所に置いたらハイジマハナアブがかなり来ました。たまたまなのかもしれませんが…

投稿: ゆーちゃん | 2007年6月 6日 (水) 22時42分

確かに北海道はでかいです。
札幌市だけでも面積が約1100平方キロと、東京都や大阪府の半分ぐらいあるそうです。
初めて札幌に来たとき、市内の移動だからとタカを括って、ひどい目にあいました。

私は薬品は使っていません。

ハナアブなどがトラップに付いたら、翅が粘着しないうちにつまんで取ってしまいます。
そのためには、スプレーするとき粘着力が強くなり過ぎないように調整が必要です。
ハナアブサイズの虫で、脚が取れるのならば、粘着力が強すぎるのだと思います。

3~5分おきにトラップを見回れば、大概きれいに取れます。しかし、ガガンボだけはやはり脚が取れてしまいます。

こちらで毎日のようにトラップを設置していますが、気温が高いときは全くだめなようです。

投稿: 茨城@市毛 | 2007年6月 7日 (木) 22時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175785/15252354

この記事へのトラックバック一覧です: 黄色粘着トラップ-初夏の陣-:

« 標本乾燥 | トップページ | 黄色粘着トラップ-メンテナンス- »