標本交換
双翅目の場合は、需要が少ないのと取り扱いが非常にデリケートなためか、販売ルートにはほとんど出ることはありません。
したがって、海外の研究者との直接交換が主体となります。
今まで何人かの人と交換を行なってきましたが、今回のドイツ人は失敗でした。また、分類屋さん以外との交換というのも原因かもしれません。
当初87種のリストを送ってきたのに、途中で50種87頭と変更になったの多少気に入りませんでしたが、刺し直しすのが面倒なのでそのまま了承してしまいました。
到着した標本を見て唖然としたのが、添付写真のような液浸標本を乾燥させた標本が3割も混じっていたことでした。
正直、研究用の標本ですので美的なものは求めていませんが、外部形態を比較する目的ですので、ここまで変形していると使い物になりません。
残念ながら、このような標本が交換の常識に外れているかどうか判りませんし、文句をつけるだけの英語力も無いので泣き寝入りです(^_^;)
教訓・・・相手から申し込んできた場合、先に送らせて相手の標本を見てから自分の標本を見繕うことにする。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント