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2006年6月22日 (木)

虫屋はお金持ちか?

 小形の昆虫を扱っていると必需品となるのが、顕微鏡である。 ある程度の大きさの昆虫までならルーペでも判別可能であるが、近似種(非常に似ている種類)がいる場合、体毛や交尾器などを実体顕微鏡で見なくて種類が判らない。

 双翅目の場合、更に細かい観察が必要で光学顕微鏡が必要となる場合も多い。

 実体顕微鏡もレンズを交換することにより200倍程度まで観察可能な機種があるが、同じサンプルを同倍率で比較してみると、細かい構造の見易さは桁違いに光学顕微鏡が優れている。

 私も、師匠の勧めで数年前に中古の光学顕微鏡を購入した。少しでも安く買うために、東大赤門前の浜野顕微鏡店に描画装置を装着可能な中古を探してもらった。
 良さそうな顕微鏡が見つかったと連絡を受け上京し、持参したサンプルを初めて光学顕微鏡で見たとき、あまりの解像力に「詐欺だ!」と思ってしまったほど実体顕微鏡では見えなかった細かい構造が見えた。

 結構な金額の顕微鏡であるが、師匠曰く「遠征(国外?)を1年我慢すれば買える。」との言葉に、世の中の普通の虫屋はお金があるのだなと感心してしまった。私など国外遠征どころか自分の県からもほとんど出たことが無かったのだが、恥ずかしくて何も言えなかった。

確かに私の地元の虫屋も、タイやブラジル等に行った話をする。

今朝ほど、ふと思い出し、自分の貧乏さに情けなくなってしまった・・・・・・・・・・・・・・


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